私立小学校のメリット、デメリット

まめ太は私立小学校に通っていますが、

まめパパとまめママは公立小学校出身。

また、まめ太の幼稚園時代のお友達との交流も続いているので、

私立、公立のどちらの内情もある程度分かるかと思います。

その中で感じた私立小学校のメリット、デメリットを今回は書いて行こうと思います。

私立小学校を目指した理由


本編の前に我が家が私立小学校を目指した理由について記載出来ればと思います。

始めに書いたようにまめパパもまめママも公立小学校出身なので、おまめ家ではそもそも私立小学校に入れよう!という考えはありませんでした。

それが何故私立小学校を目指そうとなったのかというと・・・  地元の小学校に行かせたくなかったからです笑

これは良くある学区問題も絡んでくるのですが、

マンションを購入した時にマンションから徒歩2分の位置に新設の小学校が建設中でした。

購入時にもここの小学校に入れるでしょうというお話でしたし、私達もその気満々でした。

しかし、蓋を開ければ私達のマンションは学区外。。。

徒歩2分で自宅からも見えている小学校には通えず、

徒歩15分以上はかかる歴史ある(古い)小学校に通うことになりました。

マンションと小学校の間に線路があり、学区は線路の反対側に伸ばす形で作られていました。

都市開発と一緒に作られた小学校なので、新たに作られた街の人用の小学校ということでした。。。

これは市にもお話を聞きに行きましたが、どうにもならなそうで、設備の整った新設の小学校を眺めながらわざわざ遠くの小学校に行くのか・・・とショックを受けました。

その中で出てきたのが小学校受験という選択肢でした。

私立小学校のメリット


先生やクラスのはずれの可能性が低い

これは一番のメリットだと思います。

地元の小学校では、習っていない範囲の問題を生徒に聞き出し、答えられないとその生徒を廊下に立たせたり、怒りに任せて給食をひっくり返したりする先生がいるそうです。

また学校に保護者が指摘をいれると、熱血な先生なんで・・・ で終わってしまったそうです。

また、別の小学校では先生が不登校になった話も聞きました。


基本的に公立校では、学区で通う小学校が決まりますので、家庭側に選択権がなく、 地域の雰囲気やそのとき在籍している先生によって、学校の様子は大きく変わってしまいます。

私立校は学校の教育方針や実際の設備などを良く吟味して、保護者側が学校を選ぶことが可能です。

また市区町村から配属されている教師ではなく、教育方針に則って指導されている教師が多いの

言い方が悪いですが “ハズレ”を引く可能性は低いかと思います。

学童、アフタースクール(学校での習い事)などが充実している

これは共働き世帯などにはとても魅力的だと思います。おまめ家でも本当に助かっています。

学校側で習い事などが用意されていて、

わざわざ預け先を探さなくても学校で預かり&習い事をさせることが可能です。

まめ太は水泳、英語、実験教室、体操などを放課後の時間で習っています。

いくつか学校見学に行った際は、茶道、囲碁、ゴルフ、チアダンス、絵画、ピアノ等、学校によって様々です。

公立校で習い事をしようとすると、低学年のうちは親が送り迎えをする必要がありますので、共働き世帯や親御さんなどのご協力を仰げないご家庭には難しい側面があります。

また、学校の学童(学校によってはないこともありますのでご確認下さい)も、ただ預かるだけではなく、勉強を見てもらえたり、英語の時間があったり、夏休みや冬休みには特別な体験プログラムがあったり、と子供たちが有意義な時間を過ごせることが多いです。

早くから出来ることが増える


電車やバスを使って通学をするので、社会性が身につきます。

まめ太も小学校に入ってから、公立小学校に通う子に比べて自分で行動できる範囲がぐんと広がったように思います。

行事や子供の成長を見られる機会が多い


公立小学校に比べてイベントごとは多いと思います。

例えば、修学旅行やキャンプ、希望者が参加できるスキー教室や林間学校、学校によっては海外での語学研修まであったりします。

宿泊学習は公立では5.6年生だけのことが多いですが、私立では1.2年生からあるところも多いです。

まめ太の通う学校では、授業参観はもちろん、学芸会、音楽発表会、運動会、バザー、作品展示会、懇親会、スポーツ交流会など、1年を通して子供の成長を見られる機会が多くあります。これらの行事ひとつひとつに目標を持って取り組む姿に、子供の成長に繋がっているなと感じます。

またこれは学校によりますが、私立小学校は土曜日に授業がある学校も多く、行事も土曜日に行われることが多いため、沢山の行事があっても仕事の休みを取らずにすむところにもメリットに感じます。

人数が限られている


私立小学校の定員は各学年2クラス、3クラスといったところが多いです。

公立小学校は地域によりますが、おまめ家の近所の小学校はどこも、各学年7クラス 、8クラスあるのが当たり前といった子供の多い地域です。

すると、昨今のコロナ禍ではできることも限られてしまったり、行事への参加も各家庭1人までという話もよく聞きます。またクラス数が多いと、クラス替えの度に全く違う環境になります。

定員の少ない私立小学校ですと、クラスを超えての交流もさかんになり、クラスが違っても学年全員が友達!といった雰囲気を感じています。

授業時間が多い


公立小学校に比べて、授業時間が多いことが多いです。例えば土曜日にも授業があったり、6時間目の授業が1.2年生から複数曜日に設定されていたりします。

その分、深掘りした内容の授業を受けることができたり、英語の授業が手厚く行われたりなど、各小学校で特色が見られます。

私立小学校のデメリット

通学時間が長い

基本的には学区内の公立校よりも遠い所に通うことになる方が多いかと思います。

まめ太の場合、片道1時間弱、往復2時間弱はかかりますので、

その時間で勉強や習い事など他のことが出来るのでは・・・?と思ったことが何度もあります。

小学校受験を検討される際は、希望の小学校までの通学時間を調べてみることをおすすめします。

また朝の電車通学は、方面によっては満員電車に乗る必要があります。おまめ家の場合は、はじめの半年くらいは、まめパパが出勤時に少し遠回りをして一緒に通いました。そういった面での親の負担もあると思います。

近所のお友達は出来づらい


まめパパやまめママは小学校が終わると毎日友達の家でゲームをしたり、小学校の校庭でサッカーをしたり、児童館へ行ったりと沢山遊んだ思い出があります。

私立小学校だと近所にお友達がいるという環境ではなくなるので、先程書いたように放課後に友達と毎日どこかで遊んで・・ということはなくなります。

しかし、まめ太はお友達とバスや電車に乗ってきたり、学校のアフタースクール(放課後の習い事)が一緒にできたりするので、そこでも交流はできているようです。

とにかくお金がかかる


詳しくは以下の記事に記載していますが、

小学校6年間でおよそ1000万近くかかります。

在籍年数が一番長いので当たり前ですが、

小学校、中学校、高校、大学の私立でいうと

小学校時代の6年間が一番お金がかかります。

土曜日に学校がある


公立小学校は土曜日がお休みであるのに対して、私立小学校は土曜日も授業日になっている学校が多くあります。(もちろん土曜日がお休みの私立小学校もあります。)

隔週だったり、月に1度は土曜日の休みがあったり、毎週土曜日ありだったり、そういった細かいところは小学校によります。

土曜日に学校があることで、土曜日に習い事や塾を入れづらい、家族で出かけられるのが日曜日だけになってしまうということがあります。

また、週に6日小学校に行き、休みが1日しかないことは、入学したばかりの頃はまめ太には負担が大きいようにも思いました。

このように、メリットもデメリットもある私立小学校ですが、おまめ家では私立小学校に入学してよかったなと感じております。

この記事が、私立小学校受験を検討されている方のヒントになりますように。