早生まれでも小学校受験は出来る?

早生まれ(1〜3月生まれ)のお子さんを持つ親御さんは、4.5月生まれの子を見た時に、体格や出来ることの差を感じることも多いですよね?

4月生まれの子が歩き始める頃に、3月生まれの子はやっと生まれるのですから。

そんな中で小学校受験が出来るのか不安という親御さんも多いかと思います。

かくいうまめ太も3月の下旬生まれです。

幼稚園では4.5月生まれの子がとてもお兄さんお姉さんに見え、運動能力にも差を感じていました。

そんなまめ太でも第一志望校に合格出来ました。

今回はそんな記事です。

・月齢が考慮される小学校が多い

これは小学校受験の大きな特徴ですが、月齢を考慮して選考する仕組みを採用している小学校が多いです。


試験は同じだが、月齢毎に合格点が違う。

そもそも月齢毎のグループに分けての試験だったり、試験内容や制限時間が異なる。

など学校によって対応は様々ですが、一概に早生まれが不利ということにはなりません。

例えば、定員90名の学校が

①4〜7月

②8〜11月

③12〜3月

の3つのグループに分けて、それぞれのグループ毎に30名ずつ合格とする。

こんな感じです。

実際、6~7割の私立小学校では月齢考慮があるようです。

説明会で説明されていたり、募集要項の段階で明記されていたりします。

募集要項等で確認出来ない小学校に関しても、

説明会などで月齢考慮について聞いてみるのも良いでしょう。

こちら、小学校受験では良くある質問ですし、失礼な質問という事でも無いので、

不安な方は説明会などで直接聞くようにしましょう。

中には非公開としている学校もあるようですが、

幼児期は月齢での成長の差は大きいですよね?

3月生まれの子と4月生まれの子ではほぼ1年年齢が違うわけですし、、、

生徒の大半が4~5月生まれの学校・・・変ですよね?
学校のブランディングを考えてもそんな状態を放置している学校は少ないかと思います。

ですので、各月齢バランスよく入学するように小学校側も月齢を考慮します。

・早生まれの子のライバルは早生まれの子

早生まれだと、同学年の他の子と比較しても出来ないことも多く、心配になりますよね?  しかし、先程記載したとおり小学校受験では月齢考慮がされている場合が多いです。4.5月生まれより出来る必要はないのです。

あくまでもライバルは同じ早生まれの子。そう思うと少し気が楽になりませんか?

もし4.5月生まれの子と同程度のことが出来るようになっていれば・・・ かなり有利かと思います。

まめ太も第一志望校合格出来たので、月齢に関しては変に焦らず、準備を進めて行きましょう。

実際に入学してから困らないのか

そうは言っても、難しい小学校受験をクリアしてきた子達の中で、我が子は早生まれ・・・実際に入学してから困るのでは?

今度は、そんな疑問にお答えします。

例えば、4.5月生まれの子は最低合格点80点だったのに対して、早生まれの子の最低合格点が70点だったとすると、確かに入学時点での能力には差があるかもしれません。

しかし、小学校に入ってしばらく経つと、月齢による差はどんどん縮まり、目立たなくなります。体格差も学力も、個人差や得意不得意による差が大きくなってくるため、一概に月齢差で決まるものではなくなってきます。

月齢差が全くなくなるのはもう少し先かもしれませんが、学年が上がるにつれてどんどん気にならなくなっていくのは事実です。

実際、早生まれのまめ太も、入学後に月齢差で特別悩むことはありませんでした。

得意なことや頑張ったことではクラスで表彰されることもあるし、苦手な漢字テストではクラス最下位なのでは・・・と思うような点数だったこともあります。

つまり、普通です。早生まれで困っているというお子さんは、周りを見てもいないように思いますので、安心して下さい。

まとめ

早生まれのお子さんの小学校受験は、

・志望校は月齢考慮される学校か、どんな考慮がされるのか調べてみよう

・一概に早生まれが不利になることはない

・入学後は学年が上がるにつれて月齢差は気にならなくなる

いかがでしたでしょうか?

早生まれのお子さんも、無理なく楽しみながら小学校受験ができることを願っています。